オスプレイ配備反対の要請に行ってきました

5月15日に弁護団との連名で、横田基地へのオスプレイ配備反対の声明を発表しましたが、今日、この声明を持って、東京都、防衛省、外務省の3か所に要請に行ってきました。

ちょうど東京都庁にいるときに強い地震がありまして、庁内に緊急地震速報が鳴り渡りましたが、要請自体は滞りなく進みました。東京都としても地元住民の生活への最大限の配慮を求め、国に対して十分な説明責任を求めていくという回答を得ました。

東京都とは真反対の対応だったのが防衛省です。防衛省には、あらかじめ要請に伺いたいと申入れをしていたにもかかわらず、正門前で担当官1名が声明を受け取っただけで、中にも入れてもらえませんでした。文字どおりの門前払いです。
ハワイでのオスプレイ墜落事故の直後でもあったので、「あまり追及されたくない」というのが本音ではなかったでしょうか。

外務省では、応接室に通されて、1時間近く要請を行いました。
しかし、外務省の基本姿勢は、「アジア太平洋地域の安全保障環境の変化に対して、防衛力の整備は重要であり、横田基地へのオスプレイ配備もその一環」というもので、やはり私たち住民の被害については二の次になっているという印象でした。
基地周辺対策は外務省ではなく防衛省の所管事項、というお役所思考なのでしょうが、基地提供に関する担当部署は日米地位協定を担当している外務省ですから、国民・基地周辺住民の立場で働いてもらわなければ困ります。

MV22オスプレイ墜落事故

ハワイ・オアフ島にあるベローズ空軍基地で、MV22オスプレイが着陸に失敗して炎上する事故が発生しました。少なくとも1名の海兵隊員が亡くなっているようです。

横田基地へのCV22オスプレイの配備が発表された直後に、まさかこのような事故が起こるとは、全く驚きです。もちろん事故そのものは想定外で起こるものですが、防衛省幹部の誰かなどは「タイミングが悪い」という趣旨の発言をしたそうで、不見識とはこのことです。

沖縄県名護市辺野古の新基地は、MV22オスプレイが配備されている普天間基地の移転先とされ、世界一危険な基地とされる普天間の危険除去が移転理由の一つとされていますから、それなら住宅密集地にある横田基地にCV22オスプレイを配備すると危険が増大することは否定できないはずです。

オスプレイは旧型のヘリコプターより事故率が低いということも言われていますが、安全神話で守られていた原子力発電所でさえ爆発事故を起こしました。事故の規模が違うかも知れませんが、当事者にとっては自分が被害を受けるか否かの問題で、そこに違いはありません。

基地周辺で暮らす私たちにとって、事故の確率を説明されてもなぐさめにもなりません。

第四次厚木基地爆音訴訟 控訴審結審

本日午後1時30分より、東京高等裁判所101号法廷で、第四次厚木基地爆音訴訟控訴審の最終弁論期日が開かれました。審理終結なので、「結審」という言い方をします。

今日の法廷では、原告3名と弁護団5名が意見陳述、最終準備書面の要旨の陳述を行い、国側も自衛隊機の差止問題について陳述をしました。国側が最終弁論を口頭ですることは滅多にありませんから、よほど横浜地裁の自衛隊機差止判決は認めがたいのでしょう。事実、横浜地裁判決後も自衛隊機の夜間飛行はなくなっていないそうです。

ご存知のとおり、厚木基地爆音訴訟は、昨年5月21日に横浜地方裁判所で自衛隊機の夜間差止を含む勝訴判決を獲得しました。それからわずか1年足らずで控訴審が結審を迎えるのは、異例の早さといっていいでしょう。

審理を担当した東京高裁第21民事部の齋藤隆裁判長が今年8月早々に定年退官となるため、審理を急いでいたのではないかという見方もあったようです。 その予想が当たったのかどうか、今日の法廷で判決言渡し期日も指定されました。

7月30日午前10時が判決期日です。

横浜地裁判決よりもさらに踏み込んだ判決を期待しましょう。

横田基地にオスプレイ配備計画

先週末に先行報道がありましたが、今日アメリカ国防総省が横田基地にCV22オスプレイを配備する方針を正式に発表しました。

報道によると、2017(平成29)年の後半に3機、その後、2021(平成33)年までに7機を追加配備して、最終的には合計10機配備するとのことです。

すでに沖縄・普天間基地に配備されているオスプレイはMV22という海兵隊仕様のものですが、横田基地への配備が計画されているCV22は空軍仕様のもので、特殊任務に使用されることが想定されているため、事故率も高くなっています。

2年前の夏にアメリカ太平洋空軍司令官が、横田基地へのオスプレイ配備について言及した際に、わが国の官房長官は「米国から連絡はなく、横田に配備されるとは全く聞いてない」、「米国は、いかなる決定も行っていないと承知している。聞いてないので、実現性はないと思っている」と発言していましたが、協議は進められていたのでしょう。

原告団では弁護団とともに、今回のオスプレイ配備計画に対して、改めて抗議声明を準備しています。

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