第四次厚木基地爆音訴訟 控訴審結審

本日午後1時30分より、東京高等裁判所101号法廷で、第四次厚木基地爆音訴訟控訴審の最終弁論期日が開かれました。審理終結なので、「結審」という言い方をします。

今日の法廷では、原告3名と弁護団5名が意見陳述、最終準備書面の要旨の陳述を行い、国側も自衛隊機の差止問題について陳述をしました。国側が最終弁論を口頭ですることは滅多にありませんから、よほど横浜地裁の自衛隊機差止判決は認めがたいのでしょう。事実、横浜地裁判決後も自衛隊機の夜間飛行はなくなっていないそうです。

ご存知のとおり、厚木基地爆音訴訟は、昨年5月21日に横浜地方裁判所で自衛隊機の夜間差止を含む勝訴判決を獲得しました。それからわずか1年足らずで控訴審が結審を迎えるのは、異例の早さといっていいでしょう。

審理を担当した東京高裁第21民事部の齋藤隆裁判長が今年8月早々に定年退官となるため、審理を急いでいたのではないかという見方もあったようです。 その予想が当たったのかどうか、今日の法廷で判決言渡し期日も指定されました。

7月30日午前10時が判決期日です。

横浜地裁判決よりもさらに踏み込んだ判決を期待しましょう。

第4次厚木基地訴訟の判決

今日は横田の第4回期日でしたが、横浜地裁では第4次厚木基地訴訟の判決がありました。

すでに報道でもご存知かと思いますが、自衛隊機の夜間飛行を差し止めるという、基地騒音裁判でも初めての判決となりました。

賠償額もこれまでの水準より約3割増しで認定されています。

ただし、米軍機の差止めは依然として認められていませんし、将来にわたる賠償も認められませんでした。

まだまだ課題は残されていますが、今回の厚木判決が全国の基地騒音裁判に及ぼす影響は決して小さくないと思われます。
私たちも今回の判決を生かし、残された課題を乗り越える努力をしていかなければなりません。

作曲者からのご連絡

ひとつ前の記事でご紹介した楽曲を作曲された石原いっきさんから、ご連絡を頂戴し、楽譜掲載についてご快諾いただきました。

石原さん、ありがとうございました。

せっかくご了解いただきましたので、もっと目立つところに掲載させていただければと考えています。

楽曲紹介

横田基地訴訟が最初に提起されたのは1976(昭和51)年ですが、その初期に横田基地の爆音をうたった曲が作られていたことはあまり知られていません。

実は以前の裁判では、楽譜が証拠書類として裁判所に提出されていましたが、法廷で演奏されたわけではなく、「埋もれた名曲」になってしまっていました。

昨年の提訴日だったと思いますが、作詩をされた原告の方から楽譜を紹介されました。音楽経験のある弁護団員が楽譜を読んでみると、これが「埋もれたままではもったいない名曲」ということが今さらながらに分かりまして、このたび楽譜と音楽ファイル(mp3)をネット上に公開することにしました。

http://www.yokota-kougai.com/music/index.html

ひとつだけ気掛かりなのは、作曲された方の直接のご了解がないこと。作詞をされた原告のお知り合いということで、了解を取っていただくことになっていますが、石原いっきさん、もしこちらをご覧でしたら原告団までご連絡下さい。

弁護団合宿

昨日27日から1泊2日で弁護団合宿を行っています。
原告団からも5名のみなさんが参加されています。

昨日は日東紡音響エンジニアリングのみなさまにお願いして、航空機騒音についての学習会を行いました。
若手弁護団にとってはじめて知ったことも多かったようですが、ベテラン弁護士にとっても理解を深めることができたようです。
難しい内容にもかかわらず、まったく眠くならなかった(!)のは、日東紡のみなさんの講義が上手だったのだと思います。
ありがとうございました。

2日目の今日は争点総ざらえの検討会です。
二日酔いの方もおられるようですが、秋からの訴訟に向けて大事な検討会です。
気が抜けません。