[静かな空をもとめて] 第2次新横田基地公害訴訟原告団

第15回口頭弁論期日が開かれました

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第15回口頭弁論期日が開かれました

2016.09.14

 東京地裁立川支部で第15回口頭弁論が開かれました。
 今回は原告本人尋問の3回目です。
 また、口頭弁論に引き続いて、第16回進行協議も行われました。

提出書面

  • 原告側
    • 尋問関連証拠
    • 現地指示説明書
    • その他手続関係書類
  • 被告(国)側
    • 準備書面(20) 外国籍の原告について
    • 関連証拠
    • 住宅防音工事関係書類

口頭弁論手続

 前回、前々回に引き続き、4名の原告本人尋問が実施されました。
 今回は、羽村から1名、昭島から1名、八王子から2名という顔ぶれでした。
 4名のうち2名は、平成17年の騒音コンター縮小によって、コンター外にされてしまった地域にお住まいです。コンターの縮小前後で、実感として騒音が減少したということはないと話されました。
 ジェット戦闘機や大型輸送機の騒音で家の中の食器が音を立てて振動するという話や、風圧のように迫ってくる騒音の怖さ、騒音は単なる大きな音ではなく、墜落や落下物事故による「死」を連想させることなど、臨場感にあふれた尋問になりました。
 4名のみなさん、お疲れ様でした。

進行協議手続

 今回の進行協議手続は、10月14日に迫った八王子・宇津木台地区で行われる検証(現地進行協議)についての打合せが中心でした。1月には瑞穂から昭島にかけて、比較的横田基地に近い場所の検証が行われましたが、今回は、多摩川を越えた八王子での検証(現地進行協議)になります。マンション屋上からの眺望、保育園・町会会館など閑静な住宅地の様子、久保山公園から南に延びる被害地域の様子などを裁判官に見てもらい、横田基地の飛行機の騒音がいかに異質で、どのように生活の中に土足で踏み込んでくるのかを知ってもらいます。

 このほかに、裁判係属中に亡くなられた原告についての承継(相続人などによる引継ぎ)手続や、残り半年を切った審理期間の進め方についての確認なども行われました。

次回期日

 次回は、

2016(平成28)年10月14日 午後1時30分~
現地進行協議(八王子市久保山町)

です。

 また、次々回は、

2016(平成28)年11月9日 午後2時~
第16回 口頭弁論

です。


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