[静かな空をもとめて] 第2次新横田基地公害訴訟原告団

第11回口頭弁論期日が開かれました

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第11回口頭弁論期日が開かれました

2015.10.14

 東京地裁立川支部で第11回口頭弁論が開かれました。
 また、口頭弁論に引き続いて、第8回進行協議も行われました。

提出書面

  • 原告側
    • 準備書面(15) 第四次厚木高裁判決を踏まえた「将来請求」に関する主張
    • 準備書面(16) 小松基地健康影響調査を踏まえた健康被害に関する主張
    • 準備書面(17) 「危険への接近」法理当てはめの不当性
    • 原告の被害陳述書/その他関連証拠
    • その他審理に関する上申書など
  • 被告(国)側
    • 準備書面(14) 環境庁方式・昼間騒音控除コンターと原告居住地の関係
    • 環境庁方式・昼間騒音控除コンター図
    • 検証申出書
    • 意見書(検証時の尋問に関する意見)

口頭弁論手続

 今回の法廷では、上記の書類の提出手続を行った上で、そのうちの準備書面(16)についての要旨陳述を行いました。
 石川県・小松基地周辺で行われた健康影響調査の結果、軍用機の騒音で、睡眠妨害や不眠症ばかりか、心臓や血管などの循環器系への影響や、低体重児・流産などの異常出産との関連性も指摘されていること、健康被害は防衛省が設定しているうるささ指数75W地域の外側でも生じていること、さらに、小松基地周辺だけでなく横田基地周辺でも同様の健康被害が訴えられていることを述べました。

進行協議手続

 引き続き行われた進行協議では、来年1月29日に実施が決まった現地検証などに向けて、裁判所、原告側、国側の三者で話合いが持たれました。
 前回の口頭弁論と今回との間の9月18日にも一度進行協議期日が設けられ、この時に来年1月29日の現地検証が決まりました。今回はこれに向けての具体化でした。
 検証の機会に、国側からも検証を希望する候補地がいくつか提案され、そのうち防音工事実施済みの個人住宅について、検証対象に含まれることになりました。今回の進行協議で検証場所がほぼ絞り込まれたため、原告団と弁護団で検証当日の行程(スケジュール)を組み、裁判所に提案する予定です。
 また、今回の検証は瑞穂から福生、昭島など横田基地に近い地域に限られていますが、少なくとももう1回、昭島南部から八王子など、被害者が集中している地域の検証も行われる見通しです。裁判長は「春ごろに」という意向を示しています。

次回期日

 次回は、

2016(平成28)年1月29日 午前~
現場検証

です。
検証手続と交通や立ち入りに差し支えのない限り、どなたも参加できます。
詳しくは改めてご案内を差し上げます。

今後の裁判日程

 今後の裁判関係の当面の日程は以下のとおりです。

  • 2016.01.20 03:00pm 第9回 進行協議
  • 2016.01.29      検証期日(現場検証)
  • 2016.02.24 02:00pm 第12回 口頭弁論(1月の期日が変更になりました)
  • 2016.02.24 02:50pm 第10回 進行協議

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