新横田基地公害訴訟のこれまで
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新横田基地公害訴訟のこれまで
横田基地周辺住民は1976年と1996年に、「静かに眠れる夜」と「被害の救済」を求め、2度にわたり裁判を起こしました。2度目の裁判(第1次新横田基地公害訴訟)は原告約6000人が参加する大規模訴訟でした。裁判の結果、騒音被害を認め国に損害賠償を命ずる判決が確定しましたが、住民の悲願であった「夜間飛行差し止め」は再び認められませんでした。
しかしながら、国がまともな対策を立てず被害を放置したままのため、東京高裁は、「法治国家のありようから見て立法府は怠慢のそしりを免れない」と司法として、国の被害対策を厳しく批判する判決を下しました。