[静かな空をもとめて] 第2次新横田基地公害訴訟原告団

第16回口頭弁論期日が開かれました

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第16回口頭弁論期日が開かれました

2016.11.09

 東京地裁立川支部で第16回口頭弁論が開かれました。
 今回は4回にわたって行われた原告本人尋問の最終回でした。
 また、口頭弁論に引き続いて、第18回進行協議も行われました。

裁判官の交代

 右陪席裁判官(向かって左)が、9月の期日まで担当していた井原裁判官から原裁判官に交替になりました。
 裁判官が交代しても、審理はこれまでどおり進められます。

提出書面

  • 原告側
    • 準備書面(24) 住宅防音工事関係資料の再度の求釈明※
    • 準備書面(25) 横田空域の危険性/告示コンターと被害実態とのくい違い
    • 尋問関連証拠
    • 準備書面関連証拠

※ 準備書面(24)は、一旦提出はしましたが、すでに国から回答が出ているので、この書面は裁判手続上は取り扱わず、改めて防音工事関係の認否をすることになっています。

  • 被告(国)側
    • 準備書面(21) 住宅防音工事の実施状況及びその効果
    • 関連証拠
    • 住宅防音工事関係書類

口頭弁論手続

 予定されていた原告本人尋問の最後の4名の尋問が実施されました。
 今回は、基地のすぐ近くの福生から1名、先月現地進行協議が行われた八王子市久保山町から2名、同じ八王子でもコンター外にされてしまった丸山町から1名の原告が証言台につきました。
 不規則なシフトの仕事のために、昼間家で休もうと思っても、騒音のために眠れずに休まらないといった切実なお話、ご自宅で建築関係の図面作成の細かい仕事をしている時に騒音に集中を破られる苦痛、かつて厚木基地所属の軍用機の墜落事故を目撃した記憶から、自宅の真上を引く飛ぶ軍用機に感じる恐怖、ご自身の体験や薬剤師として訪問指導をされた経験による、騒音の下で療養することの不安やせつなさ。どの方のお話からも、騒音が人間らしい生活を脅かしている実態が伝わりました。
 4名のみなさん、お疲れ様でした。

進行協議手続

 今回の進行協議手続は、主に来年3月の結審(審理終結)を見据えて、それまでに行う事務的な手続や確認が中心でした。

次回期日

 次回は、

2017(平成29)年1月18日 午後2時~
第17回 口頭弁論

です。


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