第14回口頭弁論期日が開かれました
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第14回口頭弁論期日が開かれました
2016.07.06
東京地裁立川支部で第14回口頭弁論が開かれました。
今回は原告本人尋問の2回目です。
また、口頭弁論に引き続いて、第15回進行協議も行われました。
提出書面
- 原告側
- 準備書面(22) 受忍限度と環境基準について
- 準備書面(23) 原告に共通する被害・損害について
- その他関連証拠など
- 被告(国)側
- 意見書 原告本人尋問について
口頭弁論手続
前回に引き続き、4名の原告本人尋問が実施されました。今回は、昭島から2名、福生から1名、日野から1名という陣容です。
昭島と福生の原告は、いずれも基地に近い地域にお住まいで、基地に離着陸する軍用機の航路直下の騒音の凄まじさ、障がいをかかえた住民が直面する基地騒音による問題など、「我慢」や「なれ」では済まされない被害の実情が語られました。
日野の原告は、横田基地からは離れているものの、騒音から逃れられない毎日の苦しみが語られました。
国側の反対尋問は、前回同様、意図の分かりにくい質問が多かったようですが、防音工事がされていれば騒音被害は防げるかのような、被害の現場を全く理解していない質問には、呆れてしまうほどでした。
進行協議手続
引き続き行われた進行協議では、次回以降の尋問計画や来年3月1日の審理終結までのスケジュール確認、さらに10月14日に実施予定の現場検証についての協議などが行われました。
なお、10月14日の現場検証は、八王子の宇津木台・久保山地区で行われる予定です。
次回期日
次回は、
2016(平成28)年9月14日 午後2時~
第15回 口頭弁論
です。