控訴審の進行協議期日が開かれました
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控訴審の進行協議期日が開かれました
2018.03.05
東京高等裁判所で、控訴審最初の進行協議期日が開かれました。
いよいよ控訴審が始まります。
担当裁判官
控訴審は、東京高裁第21民事部に係属することになりました。
担当裁判官は、中西茂裁判長と、栗原壮太裁判官、畠山新裁判官です。
今後、人事異動で構成が変わることもありますが、少なくとも中西裁判長は4月以降も本件を担当される見通しです(今日の期日で自らそのように話されていました)。
本日の手続
今日の進行協議では、今後控訴審の審理をどのように進めるかについて意見交換をしました。
すでに裁判所には、一審判決で見直すべき点、見直すべき理由を控訴理由書として提出していますが、裁判所としては、一審でも相応に審理が重ねられてきたと思われるので、できるだけ計画的に審理を進めたいという意向でした。
しかし、軍用機による騒音公害の裁判ですから、被害地域を見ずに判決をされるのは容認しがたいところです。住民側としては、現地に行くこと(検証)、被害者本人の声を聞くこと(原告本人尋問)は是非実施してもらう必要があると要請しました。
これに対して裁判長は、現地に行くことには積極的で、予定さえ合えば「明日にでも」という姿勢でした。
ともあれ、もう一度進行協議期日を設けて、今後の立証計画や控訴審の第1回口頭弁論期日の持ち方を協議することになりました。
次回期日など
次回の進行協議期日は、
2018(平成30)年4月24日(火) 午後4時~
東京高等裁判所 第21民事部 準備室
控訴審・第2回進行協議
に行われます。
さらに、第1回口頭弁論期日も決まりました。
2018(平成30)年5月25日(金) 午後1時30分~
東京高等裁判所 101号法廷
控訴審・第1回口頭弁論
です。
多摩地区からはちょっと遠くなりますが、東京高裁での傍聴にも奮って参加しましょう。